2020 年 7 月、女性エンジニアのための技術コミュニティ Code Polaris (コード
ポラリス) を、発起人の大平さんを中心に、3 人のコアメンバー(女性エンジニアの大平さんと菜穂子さんと私)で立ち上げました。
このコミュニティでは、女性エンジニアが集まり、みんなで技術に取り組んでいきます。
現状として、IT エンジニアは女性比率がまだとても少ないので、(男女交じりの普通のコミュニティの他にも)女性エンジニア同士集まり技術を学びあえる「居場所」があると嬉しいと思い、私も立ち上げに参加しました。
そして、その記念すべき第 1 回目のミートアップを 7 月 19 日(日) に開催し、約 30 名の女性エンジニアの方にお越しいただきました。とても楽しかったです、ありがとうございます!
今日は、女性エンジニア勉強会 #CodePolaris の
第一回目の ミートアップでした!最初の Teams でのディスカッションから
最後の Spatial Chat での交流会まで
女性同士とても楽しかったです!
ありがとうございました😊✨また近いうちに 第 2 回目も開催します! pic.twitter.com/SzMZtnyIYB
— ちょまど🎀ITエンジニア兼漫画家 (@chomado) July 19, 2020
要点 3 行
- 女性エンジニア向け技術コミュニティ『Code Polaris』(コード ポラリス) 始動。エンジニアとして、実際にアプリケーションを OSS で開発していくコミュニティ
- 立ち上げにあたっての想い:発起人の大平さんの記事『 [Code Polaris] 女性に対象を絞った技術コミュニティをつくった理由』
- 今日 7/19(日)、第 1 回目のミートアップを開催し、とても楽しかった。ポジティブな感想がとても多い。次回、第 2 回目は 8/2(日) に開催
女性エンジニア技術コミュニティ『Code Polaris』について
女性エンジニアコミュニティ『Code Polaris』(コード ポラリス) は、
女性エンジニアの「居場所」となり、各々のびのびと学べる、『実践』を重要視した技術コミュニティです。
(『実践』とは、GitHub で OSS 開発など実際にチーム開発を体験したりすること)
実際に皆で何か作り上げながら、このコミュニティ内でたくさん失敗し、たくさん学び、たくさん勉強し、そして外の世界に羽ばたいていけるような環境を皆で作っていけたらなと思います。
(大平さんのスライド『Code Polaris の要素』より)
名前の由来
コミュニティ名「Code Polaris」の名前の由来について。
実は、このポラリスはひとつの星ではなく、三重連星といって複数の星が寄り添って夜を照らしているのです。
先人たちが見つけたこれらの星々は、旅する人々の足元を照らし、方角を示し、大きな助けになることでしょう。
Code Polaris という名前には、エンジニアを目指して歩み始めた人たちへのエールを込めました。
ポラリスをはじめ、たくさんの星々があなたを助けます。そして、あなたもその星のひとつとなり、誰かの助けになることでしょう。
(引用元:『Code Polaris』の Connpass ページ )
活動内容
活動 | 内容 |
---|---|
日々のコミュニケーション, Q and A | Slack |
自主学習、もくもく会 | Discord 試運用、もくもく会開催予定 |
アウトプットの支援 | 勉強会開催予定 |
チーム開発の体験 | GitHub で OSS 開発 |
(大平さんのスライド『Code Polaris の要素』より)
様々な技術スタック
テクノロジーカットの素晴らしい女性エンジニアコミュニティ(例えば「Rails Girls」とか「Azure 女子部」とか)は他にもあるのですが、
テクノロジーカットではない、女性エンジニアなら何でも、というジェネラルな女性技術コミュニティは、まだ、なかなか少ないと思います。(ワールドワイドな団体なら多かったりしますが公用語が英語の場合もあります)
今 (20/07/19) 参加してくれてる人たちだけでも、技術領域がとても広く、ほぼ主要言語網羅してる気がするし、クラウドも Azure, AWS, GCP をカバーしています。
立ち上げについての想い
詳しくは、発起人の大平さんの記事『 [Code Polaris] 女性に対象を絞った技術コミュニティをつくった理由』 を見て頂ければと思います。
また、こちらの記事もとても良いです。ベテランの女性エンジニアの戸倉彩さんの書かれた記事です。
『ワタシが女性向けテックコミュニティが必要だと思う10の理由』
↓ コアメンバーの菜穂子さんのツイート
全体の技術力を底上げするには、それを乗り越えた人の人数がもっと必要だと思っています。そのために支援し合うコミュニティは、別に女性どうしでなくても安心できるところであれば良くて、皆が最終的にやりたいことは技術のはずなので、その勉強の場としての選択肢の一つになればいいなと思います。
— nahoko 🧞♀️ (@nahokomatsui) July 19, 2020
コアメンバー 3 人
名前 | タイトル | 得意分野 | |
---|---|---|---|
大平 かづみ | @dz_ | Microsoft MVP, フリーランスエンジニア | IaC (Infrastructure as Code), Serverless, IoT, Vue.js, Azure |
松井 菜穂子 | @nahokomatsui | kulala Inc. CTO, フリーランスエンジニア, Vue Vixens Japan Lead | Vue.js, TypeScript, web フロント全般 |
千代田まどか(私) | @chomado | Microsoft Cloud Developer Advocate | C# (Xamarin, HoloLens), 機械学習 |
得意分野が分かれていて嬉しい。
第一回目のミートアップ
女性エンジニアコミュニティ『Code Polaris』(コード ポラリス) の
記念すべき第 1 回目のミートアップを 7 月 19 日(日) に開催し、
約 30 名の女性エンジニアの方にお越しいただきました。とても楽しかったです、ありがとうございます!
項目 | 値 |
---|---|
イベント名 | Code Polaris 女性エンジニア向け勉強会 #01 |
開催日時 | 2020/07/19(日) 14:00 〜 16:00 |
参加費 | 無料 |
場所 | オンライン開催 (セミナーは Microsoft Teams, 交流会は Spatial Chat を使用) |
参加登録者数 | 42 人 |
実際の参加人数 | 28 人 (歩留まり 66.6 %) (無料イベでは良い方の数字) |
募集ページ | code-polaris.connpass.com/event/181143/ |
参加者ツイート一覧 | Twitter [#CodePolaris until:2020-07-20 ] 検索結果 |
資料
スライドはコチラです。(大平さんのスライド)
参加者の感想
たくさん頂いているので、一部のみ掲載させて頂いています。
分かりみが深い話ばかりでほんとに楽しい時間でした。コアメンバーの方の志にもすごく共感したので自分ももっとがんばろうと思いました!お話してくれた皆さんありがとうございます☺️#codepolaris
— Makiko (@mcopnr) July 19, 2020
楽しい時間でした!ありがとうございました。次回とかこれからとか楽しみしかないです。 #CodePolaris
— (め)aka.かめちき (@coolmint_tomo) July 19, 2020
女性エンジニア向けの勉強会に参加させていただきました。
貴重なお話と主催者様の想いに感動!
皆さん本当に素敵な方ばかり☺️
私も未経験ですが、これから積極的に参加していきたいです。#CodePolaris #駆け出しエンジニアと繋がりたい
— Elly (@el_programming) July 19, 2020
#codepolaris なんか…なんか元弊社は200人くらいいるフロアに女子が5人くらいで、皆別の課だから一人でごはん食べてたのとか、飲み会で女だから気を使われるのとかがすごく寂しくてそれで仕事嫌んなっちゃった部分とかもあって、同じ思いをしていた人たちがいるっていうだけで救われるものがあったな
— こなつ (@ygskknt) July 19, 2020
女性だけのコミュニティーは、別に男性を排他的にしたいわけではない。
以前一緒に働いていた男性SEさんに自分は見守ることで支援している、て言ってもらえてすごい嬉しかった。
色んな関わり方があると思う。#codepolaris— Mii (@miiiii_work) July 19, 2020
セッション実況
私のツイート埋め込みます
発起人大平かづみさんによる、
女性エンジニア勉強会 #CodePolaris (導きの「北極星」という意味)は
どんなコミュニティなの?という説明中💡✨ pic.twitter.com/qgLbirKAqa— ちょまど🎀ITエンジニア兼漫画家 (@chomado) July 19, 2020
#CodePolaris
大平さん自己紹介タイム:
元々ガラケーの会社で組み込みエンジニアとして働いていたけど、スマホの時代を読んで、このままではいけないと思い、会社を辞め、クラウドの世界に飛び込んだ。
最初は、組み込みからクラウドに慣れず「こんなにメモリ潤沢に使っていいの?!」など戸惑った pic.twitter.com/MYGHtk7oAP— ちょまど🎀ITエンジニア兼漫画家 (@chomado) July 19, 2020
クラウド周りと開発のお話!
昔はクライアント内で処理が完結するような構成だったけど
今はゲームとかもクラウドとつながってる。
ゲームの場合、例えば、ユーザのランキング処理とかインベントリとか全部
ーー
from 女性エンジニア勉強会 #CodePolaris pic.twitter.com/glRMVfxYy7— ちょまど🎀ITエンジニア兼漫画家 (@chomado) July 19, 2020
アプリ(システム)開発の話💡
色んなツールやサービスを使って
それぞれのパートを開発してます。大平さん「これ全部話そうとすると一か月くらいかかる」
ーー
from 女性エンジニア勉強会 #CodePolaris pic.twitter.com/eUIIDNBPO1— ちょまど🎀ITエンジニア兼漫画家 (@chomado) July 19, 2020
システム開発工程の全体図!
要求を整理して、そこから「仕様」を起こす
最初から既にめちゃ重要だね。そして全工程に「レビュー」があるね、大切!
ーー
from 女性エンジニア勉強会 #CodePolaris pic.twitter.com/E3kZ96WBRH— ちょまど🎀ITエンジニア兼漫画家 (@chomado) July 19, 2020
次回
次回、第 2 回目は 8/2(日) に開催します!
楽しみですね!